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2006年05月25日

●タグ、後編

 前編からの続きー。でも前編は読んでいなくても一向に構いません。

 前編で書き忘れましたが。そもそもは、satokoto さんのコメントをきっかけに、タグってどういうもんなんだろうか?と考え始めたのですね。IT用語辞典バイナリより。

フォークソノミーとは、Web上にあるデータについてエンドユーザーが自ら好きなように情報の収集・分類を行なうことである。
 これまでは、ユーザー一人一人よりも、ポータルサイトや人気サイトが情報を取りまとめる役割を担ってきた。それだけではなくて、誰もが比較的簡単にそれをできる時代が来た、ということだろう。
 ブログで言う「エンドユーザー」は、書く人と見る人と、両方の意味合いがあると思う。書く人が好きなように情報の分類をする、ということ自体は、これまでも行われてきたことだ。リンク集とかアンテナとか。これは見る人にもある程度有用なものであったわけだ。趣味の合う人のブックマークなら、きっと自分の役にも立つので。
 だけど、検索エンジンの発達なんかに伴って、少し努力をすればすぐに、自分の求める有効な情報にたどり着くことができるようになった。掲示板、レンタルホームページスペース、レンタルブログ、そういうものが発展したおかげで、今度は見る人が簡単に書く人に転換できるようになる。やろうと思えば、自分が得た情報をすぐにまた誰かに還元できる。

 とりあえずわたしが連想したのは、投票とかそういうもの。見る人に、その一瞬自分が「書く人」に転じていることを意識させずに、ワンクリックでアンケートが取れるんだから、いいアイディアだ。情報提供ってのは何も自分のサイトを持つことに限らない。
 あと、amazon のレビュー評価システムは、初めて見たときに面白いと思ったなあ。いくら手軽になったからといって、わざわざ時間を割いて情報を提供しようという人は、やっぱりまだまだ少数派なんだろうな。商品を評価するためにレビューを書く人は、いわばユーザー代表。そこまでする時間も気力もない人は、さらにそのレビューの評価をする。評価数と評価内容(amazon なら星の数)によって、そのレビューの信頼度、商品の信頼度が計れるというわけだ。

 そこでタグですよ。書く人がタグを利用することは、現状でも普通に行われている。では、見る人がタグを使って情報をうまいこと分類することはできないのか?
 と思っていたときに、TagClick の開発日記にちょうどそういう提起があった。

今のTagClickのタグはブログ作成者の主観的なタグ付けでできたタグです。
これらの情報はブログ毎に集約するとそのブログがどんなことが多く書かれているかがタグの多さでわかります。これはあくまで主観であって他の人の評価はわかりません。
もっと多くの人にエントリーに対してタグを付けてもらえればタグの奥行きが増すのかな、なんて想像してみたりしています。
 このブログでも右カラムにタグ検索パネルを設置しているが、大きい文字で表示されているのは、そのタグを付けたエントリ数が多い、ということを示している。mixi でも、自己紹介代わりにコミュニティに参加したりしますねえ。よく付けられてるタグってのは、前にも書いた通り、そのブログの方向を示す指針になり得るだろう。
 技術的な側面は全く門外漢なので、そういう話題については語れません。なので、利用面というか、誰かのブログに他人がタグ付けすることの面白さのほうについて考えてみた。まず安直に思いついたのは、はてなのキーワードのような形だ。今の TagClick では、

新しいエントリーの情報に既に登録済みのタグが含まれる場合はタグ付けまで自動的におこなってくれます。使えば使うほどタグ付けの手間が減っていく便利な機能です。自動で付けられたタグが気に入らなければ、ブックマークレットを利用してあとから簡単に修正できます。
という半自動タグ付けシステムが採用されている。これを拡張することはできないだろうか。
 はてなでは、文中にキーワードが含まれていると勝手にリンクを張ってくれるらしい。あ、上記の用語辞典もそうなってますね。意図しないキーワードにまでリンクが張られてしまうのは TagClick と同じで、不便と思うこともあるんだけど。ああいう感じで、「既に登録済みのタグ」を、他人が付けたタグにまで広げてみるのはどうかしら。もちろん、不適切なタグと判断したら削除できる選択肢も準備して。
 そうなると、まずタグありき、でもいいか。こういうタグを誰か付けてくれないかな、と、誰かが登録した単語が含まれるエントリがあれば自動的に、という。しかしあくまで単語の字面で拾うだけになってしまうので、あまり「奥行き」は出ないかも。

 もう一歩進んで、閲覧者が他人のブログに勝手にタグ付けできるようなシステムは成立しないだろうか。このブログではこの分野についてこんなに有効なことが書かれているのに、その分野に類するようなタグがついていない。ならば見たわたしが付けてしまえ、というような仕組み。というか、上記 TagClick 開発日誌で考えられているのは、まさにこの点についてなのだろう。
 「狭い目印」ということで言うなら、内容に関するタグでなくてもいいよなあ。この記事はオススメ、とか。そうなると、amazon のレビュー評価と同じで、そのタグが適切だと思うかどうかの投票も必要になるだろうか。ブログ内人気エントリを表示するのとどう違うのか、ということになってしまうか。
 どちらにしても、自作自演とか内輪の高評価が増える危険は容易に想像できるしなあ。よく知りませんが「これはひどい」ってタグがはてなで流行ったこともあるらしいし。デメリットのほうが大きいかな。イマイチアイデアかなあ。

 しかし、あまり思考の方向が広がらない。他人甲が他人乙のブログにタグ付けするのって、甲にとっての目印であるか、乙にとっての評価であるか、どちらかしかないような気がする…。それ以外のアイディア。すみません、思い付きませんでした。
 ついでなので、他人が付けるってことにこだわらず、思いつくままに「こんなタグはどうかしら」を挙げてみます。

  • 居住地とか年齢とか、書いている人のプロフィールを示すタグ。これはタグでなくてもいいか。というかタグでないほうがいいか。全部のエントリに同じタグが付くことになっちゃうな。
    エントリに付けるタグではなく、ブログ全体に付けるタグ、筆者に付けるタグ、とかそういう感じのものがあればいいのかな。
  • どこで書かれた文章なのかを示すタグ。家とか学校とか携帯からとか。「携帯から」は今でもあるか。
    学校で書いてる文章はやっぱり内容も文調も固くなるなあ、とか。
  • 他人に対して開かれた文章であることを示すタグ。「これについてはぜひ皆さんのご意見もお聞きしてみたいので、コメント歓迎します」とか。多用すると無価値。
  • 今まさに書きながら聴いてる曲を示すタグ。昔はよく「BGM:○○」みたいな日記サイトを見かけたなあと思い出したので。いや、今でもあるのか。
    やっぱそういう気分のときはそういう曲を聴きたくなるよなあ、みたいな傾向が見えたりしないかな。曲じゃなくて、読んで面白い記事だったら「楽」ってタグとか、イメージを示す言葉でもいいのか。
  • 長文とか、短文だけどポイント押さえてるとか、写真があるとか、内容を外見から示すタグ。
  • うまく言葉同士の関連付けができるなら、似た内容のタグを表示する機能はどうだろう。ある番組について書かれた記事なら、その出演者名のタグを表示する、とか。
 だけど、なんにせよ、タグの役割を広げていこうと思うと問題がある。酷似したタグをどう処理するか、という点だ。「マンガ」と「まんが」と「漫画」と「コミック」と「comic」とを、同じタグと認識してくれなければ、いい情報にたどり着けるチャンスが半減してしまう。これは、別に他人によるタグ付けは関係なくて、現状でも起こっている問題。
 少し違う例だけども、先日わたしも「スミレ♥ 17 歳!!」というタグを付けようとして散々迷った。スミレってのはマガジンで不定期掲載されていて、このたび晴れて正式に連載が始まったマンガ作品なんだけど。連載にあたって「スミレ♥ 16 歳!!」と改題されて登場人物や設定にも少し改変が加えられて、まあいい感じのリニューアル新連載なのですよ。それはさておき。
 まず「♥」が TagClick のタグでは表示できない。次に、「17」と、ビックリマーク。英数字や記号は、半角で表記すべきか、全角のほうが一般的なのか。さらにスペース。最近は可読性上げようと思って全角文字と半角文字との区切りに半角スペースを入れるようにしてるのですが、多分、そういう個人的なこだわりに基づく余計な部分は、タグとして不要な情報なんだよな。さらに、「17 歳」か「16 歳」か、どちらを採用しようか迷ったりして、もう大変。

 こういう、類似したタグを同一のものと認識してくれるような仕組みが必要になるだろう。あいまい検索みたいな感じになるのかな。
 或いは、タグ一覧辞書のようなものがあるとして、その辞書自体をみんなで編集できるようにするとか。「漫画とコミックとは違うだろう!」「いや同じものと解釈したほうが検索はしやすいんだ!」みたいな議論も出てきたりして、みんながタグをどう捉えているのか分かったりして、それはそれで面白いのかもしれない。
 上記の用語辞典では、

ある属性を与えるからといって、他の属性を排除することはできないが、しかし的外れな属性はいずれ淘汰される。
と書かれている。ここで論じられているのは、「漫画」か「コミック」か、どちらが有効かという話だ。あるエントリに付けられたタグ単体ではなくて、世の中に流布しているタグ全体の中で、特定の単語が的外れかどうか。
 それにしても少し性善説に基づきすぎー、とか思った。誰かが悪さをしようと思い付いて大勢がそれに乗ったら、簡単にタグは役立たずになるだろう。

 ごく普通に現在あちこちのブログで行われているように、タグをカテゴリの拡張版として使うだけでも、もちろん充分面白い。だけど、他にもっと何か違う方向性はないかなと考えることも面白い。
 タグについて現時点で考えたことを長々と書いてきたが、ご意見のある方は、ぜひコメントをお願いいたします。


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