--年--月--日

●スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2006年05月14日

●XTMemo 導入を考えている人への紹介文

 先日書いた XTMemo の記事。意外にもそのページへの来訪者が多いので、自分がこのソフトを導入したときのことを思い出しつつ、改めて紹介文を書いてみる。というのも、ですね。
 XTMemo はしつこく言いますがとっても便利なソフトで、すでにあちこちでたくさん紹介されています。例えば Vector
「XTMemo」は階層構造を用いず、シンプルなタブ形式の画面でメモを管理できるソフト。テキストファイル内にメモを作成し、リスト表示や検索を利用して目的のメモを探せる。メモには「タイトル(件名)」「内容」を設定できるほか、タイトルに(一つまたは複数の)カテゴリを設定することも可能。タイトルやカテゴリなどをキーワードにして、必要なときにすばやく検索できる。
 だけど、この説明文だけではどうやって使うのかよく分からなくて、「なんだか面白そうなソフトだけど、敷居が高いなあ」と感じていました。同じような人もいるのかしら、起動して実際の使い方はどんな感じなのかを書いた紹介文があれば、XTMemo に興味を持っている人のガイドになるかな、と思ったのです。
 本当は、ソフトは使ってなんぼだと思う。文章や画像で説明できることはごくわずかで、実際に使ってみるのが一番。当然。また、公式サイトの掲示板などでも、高度な使い方をされている方がたくさんで、こんな超初心者向けガイドを書くのは少々気が引けるけれど、まぁまぁ。それではいってみましょう。

 まず、公式サイトから本体ファイルを落としてきてください。解凍しても、いきなり本体を立ち上げる前に、Setup.exe でデータの保存先を指定しておくほうがいいかもしれません。自分の扱っているデータがどこにあるのか、把握しておけるほうがのちのち便利だと思いますが、気にしない方はそのままゴー。
 心の準備ができたら XTMemo.exe を起動!
 初期起動時はこのような画面です。まだなんにもない。まっしろ。この写真では、以後の説明のため各部に番号を振りました。1.メニュー、2.左ペイン=ファイル部分、3.上ペイン上部の入力スペース=検索スペース、4.上ペイン=メモ部分、4.下ペイン=エディタ部分、と呼ぶことにします。画像は別窓で拡大します。

 では実際にメモを取ってみましょう。ここでは、TODO 覚え書き用として XTMemo を使ってみることにします。
 メニューから、「ファイル→新規ファイル」を選択して、「ToDo.txt」と名前を付けると、ファイル部分に新しいアイコンが増えました。  XTMemo は、細かく分類して一目でなんでも把握できるようにするソフトではありません。のちのちの検索をしやすくしてあるので、とりあえずなんでもかんでも思いついたことをつっこんでおくソフトです。Gmail などと考え方が似ていますね。なので、ファイル自体の数は少なくすることが推奨されています。
 それはさておき、ファイルを一つ作ったので、メモを取る準備ができました。
 メニューから、「編集→新規メモ」を選択すると、メモ部分に新しい項目ができます。メモ部分は項目が表示されるだけで、実際に中身を編集するのはエディタ部分です。適当に中身を入力してみます。  一つのメモは、タイトルと本文と、そのメモを取った日付、3 つの組み合わせからできています。このうち、自分で編集するのはタイトルと本文。日付は、新規メモを作成した時点で、XTMemo が勝手に付けてくれています。
 項目がいくつかできると、一行ごとにメモが表示されて、見やすく色分けされているのが分かりますね。色とかフォントとか、いろいろと細かい部分は変更可能です。慣れたらオプションをいじって自分なりに使いやすい XTMemo に変えていくのも楽しいです。
 こんな感じで、「ToDo.txt」の中に、TODO 関連のメモをどんどん書き込んでいきます。  さて、ここで注目。各メモには、単純なメモの題名だけではなく、分類するためのタグをつけることができるのです。このタグをXTMemoでは「カテゴリ」と読んでいます。
 上の画像にもう一度戻ってください。メモ部分に緑色で表示されている「そのうち」「急用」「緊急」がカテゴリで、黒太字で表示されている「引っ越し」「メイル書く」「ゴミ処理」などがメモの題名。カテゴリ+題名でタイトル、というわけです。
 どうしてカテゴリを付ける必要があるの?という話は後回しにして、先にカテゴリの作り方を説明します。ソフト同梱のヘルプを見てみましょう。
XTMemo はタイトルの最後の : (コロン)までを自動的にカテゴリとみなします。コロンはオプションで任意の文字に変更することができます。 カテゴリは :, (コロン、カンマ、半角スペース)で区切って複数指定できます。
 カテゴリを複数設定したい場合、どこまでがカテゴリでどこからが件名なのか、見やすく書いておけるほうがいいですよね。初期設定では、カテゴリとカテゴリとの区切りを示すのは半角カンマや半角スペース、カテゴリ全体と件名とを区切るのは半角コロン、となっています。
 つまり、上記画像の「そのうち」「引っ越し」は、実際には「そのうち:引っ越し」と書かれています。「そのうち,やること:引っ越し」と書けば、「そのうち」「やること」がカテゴリ、「引っ越し」が件名、として表示されるというわけ。
 ここで注意すべきは、コロンもカンマもスペースも、初期設定では半角でなければならない、ということ。プログラムなどの書式に慣れた方なら当たり前なのかもしれませんが、全角ベースで文章を書くわたしは、しばらくの間「カテゴリがうまく作れないよ!」とずっと悩んでいました。

 さあ、あるていどメモが散らばってきました。次は以前に書いたメモを検索してみましょう。
 ここで初めて使うのが、「検索スペース」です。検索スペースに「急」とだけ入れて検索してみると、カテゴリに「急」が含まれるもの、タイトルに「急」が含まれるもの、本文に「急」が含まれるもの、無節操に検索され、新しいタブとして表示されます。タブは閉じるまでそのまま残ります。よく閲覧する検索項目は閉じないでおくと便利。

 では、カテゴリに「急」の文字を含むもの、と限定して検索したいときはどうすればいいのでしょうか。
 検索スペースの近くにカーソルを持っていくと、ツールチップが表示されます。XTMemo には、いくつか検索オプションがあるのです。  検索キーワードの一つに「/c」と書いてやると、カテゴリ名だけを検索できます。「/t」でタイトル限定。「タイトル」とは、上で書いたように、カテゴリも含んだタイトル全体のことなので注意してください。また、「/c 急」の「/」「c」「 (半角スペース)」も、カテゴリ区切り文字と同じように、全部半角で書かなければ検索できません。
 全体を検索・カテゴリを検索・タイトルを検索、それぞれ、検索結果が微妙に違うのがお分かりでしょうか。
 ちなみに、カテゴリの付け方で悩んだこともありましたが、検索段階での工夫で解消できる場合もあります。「急」で検索すれば「急用」「緊急」なども同じ検索結果に出てくるわけなので、そんなに厳密でなくてもいいのかもしれません。  ひとくちに「TODO」と言っても、その中身はいろいろでしょう。緊急度で分けるなら、すぐにでも処理すべき緊急度の高いもの、今週中に済ませればいい普通のもの、まぁそのうちなんとかするための長期的なもの、など。また、私事に関する TODO、仕事上の TODO、のような分け方も考えられます。さらにはプライベートの中ででも、自分のこと、家庭のこと、友達のこと、とか。
 従来のフォルダのような階層管理では、「その項目が属するもの」を一つに限定することしかできませんでした。この方法だと、一目でどこに何があるのか把握しておけます。ただし、自分の中で「どこに何を保存しておくか」というルールがきちんと出来上がっていない場合、あとから検索するにも一苦労。一方、XTMemo のカテゴリを使うと、目的の項目を複数のキーワードから見つけることができます。「今週中に」「家の」「掃除」とか。「来週中に」「職場の」「掃除」とか。「来週中に」「友達と」「焼き肉」とか。
 覚え書きを躊躇することなくどんどん書き留めていく用途のメモソフトに、どちらの管理方法が適しているかといえば、間違いなく後者ではないでしょうか。一つの物事をいろんな側面から検索できますし、あとからカテゴリの追加や編集をすることも簡単にできる。なので、メモを書く段階でのちのちのことを気にして迷うことが少なく、思いついたことをなんでも書いておけるのです。

 分類段階をまとめると、「各テキストファイル(=大カテゴリ)」>「各メモのカテゴリ(=中カテゴリ)」>「各メモのタイトル(=小カテゴリ)」、という感じになります。わたしが XTMemo を使い始めるにあたって、一番分かりにくかったのがここなのですが、ファイル・メモ・カテゴリの使い分けについて、ここまでの説明でだいたい理解していただけたでしょうか。
 わたしは「メモ.txt」「退避.txt」「完了.txt」と、3 つファイルを作ってあります。とりあえず思いついたことは、TODO だろうと日記だろうと全て「メモ.txt」に書き留めておき、たまにチェックをして、「TODO の中でも、一応作業を完了したもの」「あとで読むためにメモっておいて、読み終わった URL」「自分の中で消化されて整理がついた事柄」などを「完了.txt」に移動させます。「いったん作業に取りかかったけど、自分の手には負えなさそうな仕事」「ちょっと保留中の案件」などは「退避.txt」へ、と整理をしているというわけ。
 この分類はあくまでもわたしにとって便利な方法なので、全ての人にお勧めはしません。ファイルは完全に一つだけという猛者もいるでしょうし。自分にとって使いやすい分類方法を考えてみるのも楽しかったです。

 最後になりますが、アイディアをメモしておくためのソフトというだけではなく、思考のヒントとして使うのもおもしろいと思います。思いがけないキーワードで思いがけないメモが表示されて、ふと思いついたアイディアをまた書き留めておいて、という蓄積ループ。作者の towofu さんご本人も、そのあたりは当然想定されているのですね。こちらの「-G# スイッチ」の項を参照。
 いかがでしたでしょうか。これから XTMemo を使ってみようとお考えの方に少しでも役に立てればよいのですが。ここが分かりにくい、ここは間違ってる、などのご指摘があればどんどんつっこんでいただければ幸いです。


テクノラティ:
スポンサーサイト

メイン

コメント

●洋酒
洋酒を探すなら http://www.carrot-import.com/510915/100329/

コメントする

サイト管理者にのみ通知する

トラックバックURL


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。