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2006年05月03日

●リンクを「target="_blank"」で張ること

 クリックしたときに新しいウインドウで開くようなリンクの張り方がある。これについては昔からいろいろなところで議論がなされている。とりあえず現状このブログは、どのリンクも新しい窓でガンガン開くように作っている。けれど、たくさんの議論がなされているのも知っているので、リンクの張り方、というものに対して迷いがあったことも確かだ。
 反対論者の意見のまとめをまとめると。「本来、リンクを新しいウインドウで開くかどうかは閲覧者側が判断することだ。作成者の意図によって、新しいウインドウでしか開けなくしてしまうことは、閲覧環境の自由を奪っているのであり、いかなるサイトでもそのような作り方をすべきではない」というような点に集約される。且つ、そのような作りは、現在の HTML 標準書式では非推奨とされているのだそうだ。
 対して、「そうは言っても便利なんだし、実際新しいウインドウで開くことがほとんどなんだから、初めからそう作ってしまえばよい」というのが賛成側の意見。ちなみに、少し古い情報だけれど、はてなのアンケートでは新窓賛成派が過半数を占めているのが興味深い。思うに、はてなユーザーはある程度知識を持っている、言ってみればインターネットヘビーユーザーなんじゃないの、という偏見があって、だからこのアンケートの結果も偏っているんじゃないの、とか。もし「あなたはインターネットをしたことがありますか?」という条件だけで広くアンケートを取ればどういう結果になるんだろう。

 先日ブラウザ乗り換えの記事でも書いたが、わたしは閲覧する側としては賛成者の立場にある。ただ、過去に(まだタブブラウザというものを知らなかった頃に)、新規ウインドウが勝手に開いてしまったときには驚いた。リンク先を見ようとしただけなのになんか変な窓開いた! 新しい窓が開くのは警告ダイアログが出るときぐらいのものだ、と思っていたので、何か変な操作をしてしまったのかと思ったのですね。それでなくても、「リンクを踏む→リンク先に飛ぶ」のが一番自然な動作なのであって、それ以上のことも以下のことも起こるのはおかしい、という主張は納得できる。
 反対論者の中には、「自分のサイトをもっと見ていってほしいからリンク先に飛ばれるのはいやだ、例え一時そちらに行ってもまた自サイト閲覧に戻ってもらいやすくするために、リンクは新窓で開く」という意見もあるらしい。本末転倒だろう。それならリンクを張らなければいいではないか。より有用な情報や関連する情報を閲覧者に提供するための仕組みが、リンク、だと思うんだけれど。そういう意見を持つ人たちは、ではなぜリンクを張るのだろう。また別の情報を自サイトから入手してほしい、というのは理解できるのだが。
 このあたりは、RSS で全文を配信してしまうことの是非、などにも繋がる話題だと思うが、それはとりあえずさておき。

 少し話は逸れるが、ずーっと昔、インターネットの特徴として「データの共有をしやすくすること」が挙げられていた。自分が書こうと思っていた内容が他の人のところにあれば、自分はもう同じことをしつこく書く必要がないじゃん? 「そこに行けばそういう情報がありますよ」という情報を提供すればいいだけであってさ、という話である。だが実際にはあまりそういう方向にネットは進化しなかった(と思う)。ブロードバンドなどという言葉すらもなかった時代、「そこに行かなければ得られない情報」の「そこ」が物理的にも精神的にもあまりに遠過ぎることは不便だった、ということが理由として挙げられるだろう。海外のサイトや画像満載のサイトを見ようとすればそれなりに重かったり。一つのサイトを開くのに 10 分もかかっていたことだってあった。
 そしてやってきたのが、誰でも自分のサイトを作ることができる時代だ。知らせたいことは何、という以前に、とにかくホームページを作ってみたい!という熱狂があり、とにかく自分の好きな何かについて書きたい!という情熱があり。アーティストのファンサイトなどでよくそういうものを目にするような気がする。すでにその情報は溢れているにも関わらず、自分が書きたい。自分が書くことに意味があるのであり、よりよい情報を提供することは二の次だった、のかもしれない。
 そこから派生した心情として、せっかく自分のホームページを作っているんだから、どんな手段を使ってでもいろんな人に少しでも長く見ていってほしい、という意見があるのじゃないか。賛成はできないけれど納得できる気持ち、というか。

 難しい話はやめにしても、わたしだってカウンタが上がらないのはなんとなく淋しい。それはとても感情的なレベルで、このブログに訪れる人が少ないのが淋しい、というだけの話だ。そしてそれは、わたしの情報が絶対的に劣っているからであり、他に何の理由もないのも分かっている。
 自分がこのサイトの一番のヘビーユーザーだからこそ、わたしはもうしばらく「_blank」でリンクを張り続けるだろう。だってそれが少なくとも自分にとっては一番便利だから。右クリックやプラス shift クリックで新しいウインドウが開くことを知っていても、それでもこれが一番便利なのです。

2006/05/08 追記
 数日前にこのような記事を書いてその舌の根も乾かぬうちに、新窓表示をやめることにしました。なんだかすみません。理由は二つあります。
 一つは、この連休中についにこのブログも一日 10 人程度(!)の閲覧者がいらっしゃるようになったこと。自分で自分のブログを見るのは、単純なテキストだけではない何かを記述したときに、表示を確認するぐらいのもので。例えば画像を張ったりリストを書いたりってことですね。 Click Track のジャンプ先解析結果などを見てみると、圧倒的に別サイトへのリンクに飛んでいく方が多い。それなら新窓表示はやめてしまったほうが閲覧者にとって少しでも便利だろうと思ったわけです。
 もう一つは、意外にも自分は、どんなサイトでも無意識のうちに「新しいタブで開く」を選択している、と気付いたこと。面倒だなあと思う動作も、すでに自分に染み付いているなら、さほど面倒ではなくなっている。
 今はちまちまと過去記事のリンクを訂正しているところです。全文検索置換ができれば楽なんだけどなあ。まぁ、考えることはまたしてもいろいろあるので、まとまったらまた新しい記事にしようと思います。
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