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2006年06月09日

●Winny匿名神話崩壊の兆し

 Winny上の著作権侵害ファイル、保有ノードのIPアドレスを特定可能に。来ましたねえ。47氏逮捕から2年以上経って、ようやく、こうしたツールが開発されるまでに至りました。これでユーザーは減ったりするのだろうか…。
 数年前から、「匿名」とか「著作権」とかいうことについてつらつらと考えていて。機会があればここにも自分なりの意見を書き留めておきたいんだけれど、残念ながら未だにまとめ切れていない。ブログ連の話とか、ここしばらくタイムリーな話題だな、とは思っているのですが。
 ものすごくおーざっぱに一言で切って捨てるとですね。誰しも、自分の発言に責任を持つならば、自分の発言に対して著作権を主張できる、と思っていて。それは、名無しだろうと固定だろうと、ネット上だろうとリアルだろうと、同じことで。人間の良心を信じるなんて大袈裟な話ではなくて、誠実であれば、結局、社会全体が得をして最終的に自分も得をするんだと思っていて。だけど(わたしを含めた)多くの人がそういうふうに生きられないのは、単に怠惰だからなんだろう。
 という程度の浅い文章にしか、今はまだ、ならない。
 あと最近もう一つ興味があるのは、ネットの将来ってどうなっているんだろうな、ということ。現状では、インターネットってタダでいろんな情報が手に入ってすごいぜー、という錯覚を起こしがちだけれど、本当はそんなことはないんだろう。誰かが情報提供してくれる代わりに、大なり小なり自分も何かを提供しているんだろう。Winnyで言えば、意識せずとも自分も道筋の一つとなっている、という部分がそうだ。
 47氏がどういう形で著作権革命を目指したかわたしはよく分かっていないんだけどさ。「自分は、ネットで、これこれの情報を得させてもらった。だから今度はわたしが何がしかのものを還元しますよ」っつってマンガ家がWinnyで作品を発表したり、還元・共有をスマートにできるようなネットの規範が出来上がれば面白いのに。そういう意味での情報の共有化には、だが、きっと向かわないんだろうな。消費者はほとんど100パーセント消費者で、親切な職人さんの数は限られている。いやまあWinnyだけの話ではなくて。
 陳腐な言葉だけれど一応記しておきたいのは、モノは使う人の志一つで善にも悪にもなるのだということ。イエスわたしはWinny擁護派です。


テクノラティ:
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2006年05月27日

●TagClick考

 そういえば今さっきふと思ったんだけど。TagClickでユーザーログインして、自分の付けたタグ一覧を見る、と、すごく分かりにくい。50音順になるとか、付けた数の多い順に並ぶとか、何かルールがあるといいんだけど。
 ちなみに今はこんな感じ。英数は一応順番に並んでいるのかな。日本語はどういう規則になっているんだろう?

tag1 tag2


テクノラティ:

2006年05月25日

●タグ、後編

 前編からの続きー。でも前編は読んでいなくても一向に構いません。

 前編で書き忘れましたが。そもそもは、satokoto さんのコメントをきっかけに、タグってどういうもんなんだろうか?と考え始めたのですね。IT用語辞典バイナリより。

フォークソノミーとは、Web上にあるデータについてエンドユーザーが自ら好きなように情報の収集・分類を行なうことである。
 これまでは、ユーザー一人一人よりも、ポータルサイトや人気サイトが情報を取りまとめる役割を担ってきた。それだけではなくて、誰もが比較的簡単にそれをできる時代が来た、ということだろう。
 ブログで言う「エンドユーザー」は、書く人と見る人と、両方の意味合いがあると思う。書く人が好きなように情報の分類をする、ということ自体は、これまでも行われてきたことだ。リンク集とかアンテナとか。これは見る人にもある程度有用なものであったわけだ。趣味の合う人のブックマークなら、きっと自分の役にも立つので。
 だけど、検索エンジンの発達なんかに伴って、少し努力をすればすぐに、自分の求める有効な情報にたどり着くことができるようになった。掲示板、レンタルホームページスペース、レンタルブログ、そういうものが発展したおかげで、今度は見る人が簡単に書く人に転換できるようになる。やろうと思えば、自分が得た情報をすぐにまた誰かに還元できる。

 とりあえずわたしが連想したのは、投票とかそういうもの。見る人に、その一瞬自分が「書く人」に転じていることを意識させずに、ワンクリックでアンケートが取れるんだから、いいアイディアだ。情報提供ってのは何も自分のサイトを持つことに限らない。
 あと、amazon のレビュー評価システムは、初めて見たときに面白いと思ったなあ。いくら手軽になったからといって、わざわざ時間を割いて情報を提供しようという人は、やっぱりまだまだ少数派なんだろうな。商品を評価するためにレビューを書く人は、いわばユーザー代表。そこまでする時間も気力もない人は、さらにそのレビューの評価をする。評価数と評価内容(amazon なら星の数)によって、そのレビューの信頼度、商品の信頼度が計れるというわけだ。

 そこでタグですよ。書く人がタグを利用することは、現状でも普通に行われている。では、見る人がタグを使って情報をうまいこと分類することはできないのか?
 と思っていたときに、TagClick の開発日記にちょうどそういう提起があった。

今のTagClickのタグはブログ作成者の主観的なタグ付けでできたタグです。
これらの情報はブログ毎に集約するとそのブログがどんなことが多く書かれているかがタグの多さでわかります。これはあくまで主観であって他の人の評価はわかりません。
もっと多くの人にエントリーに対してタグを付けてもらえればタグの奥行きが増すのかな、なんて想像してみたりしています。
 このブログでも右カラムにタグ検索パネルを設置しているが、大きい文字で表示されているのは、そのタグを付けたエントリ数が多い、ということを示している。mixi でも、自己紹介代わりにコミュニティに参加したりしますねえ。よく付けられてるタグってのは、前にも書いた通り、そのブログの方向を示す指針になり得るだろう。
 技術的な側面は全く門外漢なので、そういう話題については語れません。なので、利用面というか、誰かのブログに他人がタグ付けすることの面白さのほうについて考えてみた。まず安直に思いついたのは、はてなのキーワードのような形だ。今の TagClick では、

新しいエントリーの情報に既に登録済みのタグが含まれる場合はタグ付けまで自動的におこなってくれます。使えば使うほどタグ付けの手間が減っていく便利な機能です。自動で付けられたタグが気に入らなければ、ブックマークレットを利用してあとから簡単に修正できます。
という半自動タグ付けシステムが採用されている。これを拡張することはできないだろうか。
 はてなでは、文中にキーワードが含まれていると勝手にリンクを張ってくれるらしい。あ、上記の用語辞典もそうなってますね。意図しないキーワードにまでリンクが張られてしまうのは TagClick と同じで、不便と思うこともあるんだけど。ああいう感じで、「既に登録済みのタグ」を、他人が付けたタグにまで広げてみるのはどうかしら。もちろん、不適切なタグと判断したら削除できる選択肢も準備して。
 そうなると、まずタグありき、でもいいか。こういうタグを誰か付けてくれないかな、と、誰かが登録した単語が含まれるエントリがあれば自動的に、という。しかしあくまで単語の字面で拾うだけになってしまうので、あまり「奥行き」は出ないかも。

 もう一歩進んで、閲覧者が他人のブログに勝手にタグ付けできるようなシステムは成立しないだろうか。このブログではこの分野についてこんなに有効なことが書かれているのに、その分野に類するようなタグがついていない。ならば見たわたしが付けてしまえ、というような仕組み。というか、上記 TagClick 開発日誌で考えられているのは、まさにこの点についてなのだろう。
 「狭い目印」ということで言うなら、内容に関するタグでなくてもいいよなあ。この記事はオススメ、とか。そうなると、amazon のレビュー評価と同じで、そのタグが適切だと思うかどうかの投票も必要になるだろうか。ブログ内人気エントリを表示するのとどう違うのか、ということになってしまうか。
 どちらにしても、自作自演とか内輪の高評価が増える危険は容易に想像できるしなあ。よく知りませんが「これはひどい」ってタグがはてなで流行ったこともあるらしいし。デメリットのほうが大きいかな。イマイチアイデアかなあ。

 しかし、あまり思考の方向が広がらない。他人甲が他人乙のブログにタグ付けするのって、甲にとっての目印であるか、乙にとっての評価であるか、どちらかしかないような気がする…。それ以外のアイディア。すみません、思い付きませんでした。
 ついでなので、他人が付けるってことにこだわらず、思いつくままに「こんなタグはどうかしら」を挙げてみます。

  • 居住地とか年齢とか、書いている人のプロフィールを示すタグ。これはタグでなくてもいいか。というかタグでないほうがいいか。全部のエントリに同じタグが付くことになっちゃうな。
    エントリに付けるタグではなく、ブログ全体に付けるタグ、筆者に付けるタグ、とかそういう感じのものがあればいいのかな。
  • どこで書かれた文章なのかを示すタグ。家とか学校とか携帯からとか。「携帯から」は今でもあるか。
    学校で書いてる文章はやっぱり内容も文調も固くなるなあ、とか。
  • 他人に対して開かれた文章であることを示すタグ。「これについてはぜひ皆さんのご意見もお聞きしてみたいので、コメント歓迎します」とか。多用すると無価値。
  • 今まさに書きながら聴いてる曲を示すタグ。昔はよく「BGM:○○」みたいな日記サイトを見かけたなあと思い出したので。いや、今でもあるのか。
    やっぱそういう気分のときはそういう曲を聴きたくなるよなあ、みたいな傾向が見えたりしないかな。曲じゃなくて、読んで面白い記事だったら「楽」ってタグとか、イメージを示す言葉でもいいのか。
  • 長文とか、短文だけどポイント押さえてるとか、写真があるとか、内容を外見から示すタグ。
  • うまく言葉同士の関連付けができるなら、似た内容のタグを表示する機能はどうだろう。ある番組について書かれた記事なら、その出演者名のタグを表示する、とか。
 だけど、なんにせよ、タグの役割を広げていこうと思うと問題がある。酷似したタグをどう処理するか、という点だ。「マンガ」と「まんが」と「漫画」と「コミック」と「comic」とを、同じタグと認識してくれなければ、いい情報にたどり着けるチャンスが半減してしまう。これは、別に他人によるタグ付けは関係なくて、現状でも起こっている問題。
 少し違う例だけども、先日わたしも「スミレ♥ 17 歳!!」というタグを付けようとして散々迷った。スミレってのはマガジンで不定期掲載されていて、このたび晴れて正式に連載が始まったマンガ作品なんだけど。連載にあたって「スミレ♥ 16 歳!!」と改題されて登場人物や設定にも少し改変が加えられて、まあいい感じのリニューアル新連載なのですよ。それはさておき。
 まず「♥」が TagClick のタグでは表示できない。次に、「17」と、ビックリマーク。英数字や記号は、半角で表記すべきか、全角のほうが一般的なのか。さらにスペース。最近は可読性上げようと思って全角文字と半角文字との区切りに半角スペースを入れるようにしてるのですが、多分、そういう個人的なこだわりに基づく余計な部分は、タグとして不要な情報なんだよな。さらに、「17 歳」か「16 歳」か、どちらを採用しようか迷ったりして、もう大変。

 こういう、類似したタグを同一のものと認識してくれるような仕組みが必要になるだろう。あいまい検索みたいな感じになるのかな。
 或いは、タグ一覧辞書のようなものがあるとして、その辞書自体をみんなで編集できるようにするとか。「漫画とコミックとは違うだろう!」「いや同じものと解釈したほうが検索はしやすいんだ!」みたいな議論も出てきたりして、みんながタグをどう捉えているのか分かったりして、それはそれで面白いのかもしれない。
 上記の用語辞典では、

ある属性を与えるからといって、他の属性を排除することはできないが、しかし的外れな属性はいずれ淘汰される。
と書かれている。ここで論じられているのは、「漫画」か「コミック」か、どちらが有効かという話だ。あるエントリに付けられたタグ単体ではなくて、世の中に流布しているタグ全体の中で、特定の単語が的外れかどうか。
 それにしても少し性善説に基づきすぎー、とか思った。誰かが悪さをしようと思い付いて大勢がそれに乗ったら、簡単にタグは役立たずになるだろう。

 ごく普通に現在あちこちのブログで行われているように、タグをカテゴリの拡張版として使うだけでも、もちろん充分面白い。だけど、他にもっと何か違う方向性はないかなと考えることも面白い。
 タグについて現時点で考えたことを長々と書いてきたが、ご意見のある方は、ぜひコメントをお願いいたします。


2006年05月22日

●回線不調

 なんでかここのところ夜になるとバシバシ落ちる。いや、昼間は家にいないから、落ちてても気付いてないだけかもしれんが。それにしても週末の深夜にネットに繋がらないって、どうせよと言うんですか! あと、IRC で頻繁に出たり入ったりしているのが申し訳ない。普段静かなチャンネルでは、どうもなんか荒らしみたいで。
 どうせ PC 立ち上げててもネットに繋がんないんなら、GW に買ったまま開封すらしていなかった DVD ドライブをようやく動作確認してみることにしました。出掛けにちょうど宅配屋さんが来たので、慌てて受け取って部屋に放り込んだまま、なんとなく放置しちゃってたんですよね…。
 しかし普段メディアなんて買わないんだけど、最近はものすごく安くなってるんだなあ。久々に家電店に行ったら驚いた。いつの時代の人だよ。あと、未だに MO って普通に流通してるんだなあ、ということにも驚いた。自分の周りであまり見かけないだけなんだろうけど。あと、ThinkPad が一台も売っていなかったのにも驚いた。どうもわたしの好きなブランドはどんどん(普通の)市場から無くなっていってしまうのです。ミノルタのデジカメとか。iriver とか。あー、vodafone とか。

 ドライブは BUFFALO のこれ。USB 2.0 の外付け DVD±R/±RW。RAM は読み書きできないけど、そもそも HDD が20 GB しかないマシンならバックアップもこれで充分だろうと思って。1 層とか 2 層とかもなんだかよく分からないままに。きちんと検討すべきだったのかもしれませんが、amazon の購入ランキングで 1 位だったのを信用して、自分で自分に誕生日プレゼント、勢いで買ってしまいました。
 焼いてみた感想。遅い。1 分で 1 MB。とにかく遅いのだが、いやこれは仕方が無い。マイマシンの USB はどうやら 2.0 ではなかったようだ。勘違いしていたのは自分が悪い。だから仕方が無い。タクティクスオウガやってる間に焼く、とか、そういう使い方をすればよい。焼き結果自体は良好。この値段でこれだけの物が買えちゃうんだから嬉しいよ。プレーヤーとしての機能はまだ確認していないけど。  さてこれで「今週中にマシンの中身の整理をする」という目標ができたわけですが。今週は忙しいのかなあ。どうかなあ。


テクノラティ:

2006年05月19日

●タグ、前編

 先週あたりからコツコツとテクノラティのタグを各エントリに付けています。さすがに過去記事までは手が回らないけれど、この記事にはどんなタグを付けようとか、考えてるだけでもなかなか楽しい。

 ところで、テクノラティでは、タグ作成自体は比較的簡単にできるんだけど、結局は手動でそのタグをエントリ内に張っておかねばならない。TagClick に比べると格段に面倒に思う。
 TagClick では、最初に自ブログの登録をしておくことでタグ付けが半自動化される。新しいエントリが投稿されると、それっぽいキーワードを自動的にタグとして付けてくれるのです。と言っても動作は単純で、過去に自分が付けたタグが、新規に投稿したエントリ内に含まれていると、それを抜き出しているだけのようだ。しかし技術的なことは分かっていないので、誤った理解だったらごめんなさい。
 なので、逆に、意図しない単語が勝手にタグ付けされてしまったりする。事後チェックは必要。それを考えると、実は手間はあまり変わらないような気もする。しかし何より、記事を書くそのときに、内容以外のことをとりあえずでも考えなくて済むっていうのは、手軽さの体感速度が全然違うと思うのですよ。(ああ、ずいぶん XTMemo に影響されてるのかなあ。このあたり。)
 今のところ、TagClick がテクノラティに負けている点って、ユーザーが少ないということに尽きるんだろうか。後発だし、そもそも名前が示す通りにタグを主眼にしたサービスなので、その点で勝手がいいのは当然なのだけれど。

 ところで、テクノラティにしても TagClick にしても、「人気のタグ一覧」を見られるページがある。ここで言う「人気」は、2 つの側面から考えることができる。ブログを書く側から、たくさん付けられたタグ。ブログを見る側から、たくさん検索されたタグ。人気のタグは大きな文字で表示されて視覚的に分かりやすかったり、なかなかおもしろい。
 この人気ランキングを見ていて気付いたことがある。まあ、結論としては「タグの付け方は人それぞれでまだまだ発展途上なんだな」という当たり前のことなんだけど。
 悲しいほど長文になったが、実は既にたくさんの人が同じようなことを書いているので、先に引いておきます。例えば、いしなお! (2005-02-11)より、

個人的な利便性とソーシャルな連携とのどちらも考えつつ、さらにシステム的な制限とか入力の手間とか別軸の制限も加わる中で、ある程度の文字数・時間内でタグを入力していくことになる。
また、ただのにっき (2005-02-11)より、
Folksonomyの有効性を考えると、ここに入れるべきなのはいわゆる「ジャンル」になるような言葉じゃなくて、「キーワード」に近いもの……そう、未来の自分がこの記事を検索するときに指定するであろう「検索キーワード」を指定すべきだろう。
 お二人が書かれているのは、タグの有効な付け方についての話ですね。以下は、上の 2 つの意見を参考にさせていただきつつ、現状どういうふうにタグが使われているのか?というところから、わたしなりに考えをまとめてみます。
 TagClick では、今のところ、よく検索されているタグ一覧を見る機能はないようです。あとランキング機能がどうも不調らしい。なので、両方の機能があるテクノラティを例にとってみる。5月 17 日 3 時半現在、ミカミカ調べ。

 まず、「今、もっとも検索されているタグ」を見てみる。1 位は「叶美香」。クリックしてみると、タグ検索結果は 37 件。テクノラティの TOP には「現在、340 万個のブログから、1.8 億個の記事が登録されています。」と書かれていますが、2 億個近い記事の中で、「叶美香」というタグを付けているブログはたったの 37 件ということだ。
 試しに、単純にキーワードとして「叶美香」を検索してみると、10,475 件。エントリ内に「叶美香」という言葉を含むものは 1 万件超なんですね。つまり、「叶美香」について言及している記事はそう少なくないのに、それをあえてタグとして付けている人は意外にも少ないということ。
 全然知らんかったけど、叶美香さんの写真集が最近発売されたらしいですね。だからキーワードとしてもやたらたくさん HIT するのか。写真集を買った人は、そりゃタグ付けする気にもなるだろうて。
 で、話変わって、「ダ・ヴィンチ・コード」という映画が明日から公開されるのですが、その試写会に叶美香が来場したらしい、というような記事をいくつか見た。主題はあくまでも映画なので、「叶美香」をタグ付けするのは間違い。というかそういうタグを付けようとは思いつきもしない、という感じだろうか。なるほど。

 第一印象としては、まだまだタグはうまく活用されていない。テクノラティでタグ機能がついたのはわりと最近だし、面倒な手順を踏まなければならないこともあるし。いちいちタグ付けする行為は、まだ、記事を書く中での習慣になっていないんだろう。いや、単語によってはものすごくたくさんの人がそのタグを付けていたりするんだし、この推測は外れているかな。
 だけど、閲覧者が求めるようなタグ付けをされたエントリが少ないのは、もったいないことだと思う。無駄に無意味なタグを付けてとにかく集客を狙う、なんてのよりはよっぽどマシな使用法だとも思うが。
 あとは、閲覧者がいかにうまく検索を利用するか、というところだろう。叶美香の写真集について知りたければ「叶美香 写真集」とすべきなのは当たり前で。そうすると、ブログ作成者が、どんなキーワードで自分のブログを見てほしいのか、という部分のほうが重要なのかなあ。ならばやっぱり「ダ・ヴィンチ・コード」は必要だけど「叶美香」は不要、というタグ付けになるよなあ。

 次に、「過去 12 時間で最もよくつけられたタグ 150 個」を見てみる。さらに、大きな文字で表されているものを抜き出して、上位 10 位までを並べ直しました、ハァハァ。人力検索って大変ですね…。
 こちらは、詳しく文章で説明するまでもなく、一目瞭然かな。下に集計結果をまとめておきます。

 で、よく付けられているタグっていうのは、漠然とした単語が多い。これは多分、タグ≒カテゴリ、という解釈によるものだろう。
 文章を分類してください、と言われたときにぱっと思いつくのは、記事の内容で分類する方法じゃなかろうか。多くのブログでは、カテゴリによる分類が採用されている。記事を大雑把なジャンルで分けていく方法だ。大分類=カテゴリ「映画」、中分類=タイトル「ダ・ヴィンチ・コード」、小分類=エントリの中身「今日公開されたので見にいってきました」、というように。
 「今まで、複数のカテゴリにまたがるような記事をどう分類すべきか悩んでた。タグならそれができる」という発想の元に付けられているので、タグは往々にしてカテゴリと重なりやすくなるのだと思う。意味的にも、実際に付けられるラベルとしても。そして、ジャンルを羅列することは、「このブログの作者はこういう事柄に興味があるんですよ、そういうブログですよ」という、自己紹介・ブログ紹介代わりにもなっている。というかわたし自身がそういう意識しかなかったのです。つい先日まで。

検索数 タグ 件数
1 位 叶美香 37
2 位 蛯原友里 319
3 位 YouTube 346
4 位 成分解析 127
5 位 時東あみ 93
6 位 スポンジボブ 56
7 位 グーグルアース 9
8 位 叶姉妹 21
9 位 荒川静香 97
10 位 TMR 1167
付け数 タグ 件数
1 位 ゲーム 371,314
2 位 音楽 358,994
3 位 育児 335,523
4 位 家族 205,751
5 位 食べ物 189,255
6 位 映画 188,655
7 位 サッカー 187,253
8 位 写真 186,061
9 位 スポーツ 183,303
10 位 野球 176,433

 せっかく記録したので、もったいないので、これ以下のランキングも一応記録しとこう。こういう無駄努力が、ネットの情報密度を下げるんですよねえ。しかし、犬がいるのにネコはいないよ。
 11 位、「ニュース」156,867 件。12 位、「旅行」153,763 件。13 位、「犬」149,714 件。14 位「株式」143,932 件。15 位「ペット」127,385 件。16 位「自動車」112,157 件。17 位「バトン」109,451 件。18 位「MobLog」100,231 件。19 位「グルメ・クッキング」92,423 件。20 位「ガーデニング」85,213 件。

 つまりですよ、だらだらと書いたが、タグを利用するにも 2 種類の発想があるんだ、と気付いたわけです。
 1 つは書く側からの発想。こういうキーワードでブログを捉えてほしい、という。エントリのタイトルよりもっと直接的に中身を示すための言葉。この場合、ブログが取り扱う範囲をあまりに狭めてしまうことは書き手の自由を損なうと考えられるのか。なので自然と、大雑把なジャンルを示す単語を選択することが多くなるのか。そんなに専門家ではない、ブログライトユーザーが多いことも、より細かいタグが付けられることを避ける理由になると思う。
 もう 1 つは見る側からの発想。こういうキーワードのブログを探したい、という。より詳しい情報が欲しければより詳しい単語で検索される。このあたり、見ることには責任が伴わないと考えられているので、誰がどんなキーワードで何を検索しようと自由だと考えられているので、ということも関係があるかもしれない。上の話に戻るけど。書く側にとっては、羊頭狗肉になっちゃいけない、とか、書くからにはきちんとした情報を、とか、具体的なタグを付けることを不安に思う理性が働くこともあるのかな。
 で、この「閲覧者」には、自分が含まれる。ブログを書いている自分。そこに気が付いていて、自分のブログを自分のために見やすく構成しようと考えるなら、上の 2 つの発想がごちゃ混ぜになってくる。おーざっぱな言葉と専門性の高い言葉、両方を一つのエントリに付けてやる、ということですね。当然、自分と似た趣味嗜好を持つ人にとってはそれが見やすい分類になる。フォークソノミーだ!

 とは言え、タグの正しい使い道などというものを全世界的にきちんと定義する必要はないだろう。それでは、どうすればタグを面白く使うことができるのだろうか? タグ、後編へ続きます。


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